第9話「皇太子妃問題」
王ソンジョ(宣祖)は皇太子クァンヘ君(光海君)に皇太子妃が決まりそうだと告げ、
早くに母(側室コンビン・恭嬪)を亡くしたお前に情けをかけてこなかったと言い、
建国以来初の庶子(側室腹)の皇太子だから注意しろと珍しく気遣いを見せます。
ところがその直後、国政についての皇太子の意見を聞いてまた怒ってます。
落ち込んだ皇太子はケシを呼び、昼間からお酒を飲もうとします。
王の気まぐれはいつものことだから時を待てと励ますケシ。
もう皇太子と会ってはならぬ!とオム尚宮から言われても、
皇太子の命令があれば断れません!と言い返したうえに、
お暑そうですね!水をお持ちしましょうか?とケンカを売ります。
ケシのその態度に側室インビン(仁嬪)もカンカンでーす。
ハサムがヤン主簿(ヤン・チュンポ)という男を連れてきました。
カン氏(ケシの母)はこの男が経営する宿の女将を任されることになります。
ヤン主簿は使いっぱしり役人のような存在なのでしょうか。
皇太子妃は成川府使ユ・ジャシンの娘に決まりそうだとイ・イチョムに伝えます。
イ・イチョムはすぐさまユ・ヒブン(皇太子妃の長兄)と徒党を組むのでした。
ヤン主簿はキム・ジェナムにも同じ情報を教えます。
成川府使は低い役職。つまり皇太子の地位は危ういとキム・ジェナムは推測します。
ウナの母は娘を嫁がせたいのに、父が選り好みして嫁ぎ遅れているようですよ。
自分の親は誰かと聞くウォンピョに、聞いても無意味なことだ・・・とムブル和尚。
お前の父を陥れた者は天寿をまっとうできず非業の死を遂げたと教えます。
その子孫に敵を討ちたい!というウォンピョを、和尚は叱ります
ケシを忘れられないウォンピョが宮殿のまわりをうろついていると、ケシ母と再会。
その後二人は、ケシと皇太子が親しいことをヤン主簿から聞きます。
皇太子と会い続けるケシに、側室インビンは“水たたきの刑”を与えることに。
その頃、またまたウォンピョが宮殿の塀を乗り越えました!
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