チャンヒビン第27話「適任者」
寝殿まで押しかけたチャン淑媛(オクチョン)を呼んだ王妃(仁顕王后)は、
これまでは淑媛をかばってきたがこれからは厳しくすると申し渡します。
部屋に戻ったチャン淑媛は叫び声をあげ、“積み木崩し”ばりに荒れました!
やっと粛宗に「お仕え」できたキム淑儀は、つわりの真似をしたりと上機嫌。
チャン淑媛は女官チャギョンを薬を煎じる場に近づかせて王妃の薬を探らせます。
その口実としてチャン淑媛が熱を出したと伝えたため、正直な王妃はお見舞いに。
王妃が直々にチャン淑媛の見舞いに出向いたと知ったキム淑儀がまた怒ってます!
淑安公主がキム・イクフン(西人派)に命じてある噂を流させました。
それはチャン淑媛の母とチョ・サソク(南人派・大王大妃またいとこ)との関係。
辞職を申し出たチョ・サソクを粛宗は引き止め、右議政を推薦しろと大臣らに命令。
ですがどの人物を推薦しされても「ふさわしくない」と納得しません。
粛宗が右議政にしたいのは結局チョ・サソクじゃ?と人々はささやきます。
それを聞いたチャン淑媛は裏庭を散歩中の粛宗の前でしくしくと泣き始め、
母とサソクの噂を詫び、私を殺して下さい!と女優演技して粛宗の反応を確認。
その夜、粛宗はもちろんチャン淑媛の部屋へ行き、キム昭儀が悔しがります。
そんなときも王妃は懐妊を願って亡き大妃の霊前で祈りを続けていました。
ついに粛宗がみずからチョ・サソクを右議政に任じました。
チャン淑媛の差し金だ!追い出せ!と息巻く西人派や王妃兄ミン・ジヌ。
粛宗は朝廷を刷新したいのだと王妃や父は察し、東平君は冷静に構えています。
これで私を怒らせたらどうなるかわかったでしょ?とチャン淑媛は高笑い♪
おまけに母とチョ・サソクの噂話をしていた女官たちにビンタ攻撃。
あの敬嬪でさえ「足」は出しませんでしたが、チャン淑媛は「足」も出してます♪
噂を止めさせてくださいと崇善君夫人に頼まれた大王大妃はそれを断り、
王妃の懐妊を願っていると答え、チャン淑媛が部屋の外でそれを聞いてしまいます。
そんな折、ここ数日調子の悪かった王妃のもとへ医官がやってきました。
すわ懐妊か!?と周囲は騒然としますが、実は想像妊娠でした。
(懐妊を遅らせるための)ヨモギが効くまでは懐妊の可能性があると知り、
チャン淑媛は医官から「懐妊によいナツメを水銀に漬ける」という妨害策をゲット。
そのおっそろしい水銀ナツメを持ってチャン淑媛が中宮殿へ行くと、
王妃とキム昭儀と粛宗の三人が想像妊娠を話題に楽しそうに談笑中で、ムカッ。
早く王子を産んでください♪と心にもないことを言いながらナツメを差し出します。
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