*韓国ドラマあらすじ部*

韓流時代劇(韓国歴史ドラマ)の最終回までの全話あらすじストーリー(ネタバレ)&感想レビュー&人物相関図など。女人天下、同伊(トンイ)、王女の男、チャンヒビン、馬医、王と私、王の女、正祖イサン、大王世宗(テワンセジョン)、太陽を抱く月、キムマンドク、インス大妃etc

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<「王と私」あらすじ 57話>

燕山君は、民の生活を確認するために各地に勅使を派遣すると決めた後、
俺に逆らって好き勝手なことするなよ!と朝廷と三司をそれぞれ牽制。
民に私財を使いたくないユ・ジャグァン(武霊君=ムリョングン)らには
お前らの不正の内容を握っているぞ!と不正名簿をちらつかせました。

キム・ジャウォンはイム・サホン(豊川尉)とつるみはじめ、
廃妃ユン氏の実家を世話するハン尚宮を派遣し、廃妃母に遺品を渡しました。
そして狩りの帰りに燕山君を廃妃実家宅へ連れ、祖母と叔父に対面させます。
母の遺品をほしがる燕山君に、ジャウォンからもらった包みを渡す廃妃母。
これが、かの有名な血のついたチョゴリです!大昔の血なのにやけに色鮮やか♪
母の死を目の当たりにした燕山君は、宮に戻るとチョゴリを胸に泣き続けます。

キム・チョソン(内侍府長)は廃妃の遺品が紛失したことを養母ウォラから聞き、
玉牌を渡してくれたケヒャンからは盗人が“ヒゲなし(内侍)”だったと教えられます。
お前が盗っただろ!とチョソンが叱っても、ジャウォンはシラッと否定。
そしてジャウォンはチョン・ハンスとも密通していました。
ハンスを始末したいト・グムピョに、チョ・チギョムは“類は友を呼ぶ”と評しています。

ついに燕山君は、“命令ではなく頼み”だとして廃妃の復位を提案しました。
もちろん王室メンバーは反対。燕山君と周囲の対立を心配する王妃には激怒し、
時期尚早では?と諭すチャスン大妃には、自分の地位が心配で?と嫌味たっぷり。
オム&チョン貴人にも仕返し開始。母と一緒でお前たちはよかったね~♪と
安陽君(アニャングン)・鳳安君(ホンアングン)(チョン息子)にあてこすります。
復位なんて断じて許せませぬ!!!とインス大王大妃はカ~ンカン。
一方、チギョムは賛成、チョソンは反対の意を示しました。

ハンス母の命日の日、チョソンと内子院の同期生たちが墓を弔っています。
そこへハンスがやってきて、昔の仲間が一堂に会し、久々に酒を酌み交わします。
自分の逃亡中に墓を守ってくれた仲間の友情に、ハンスの心は溶けていったよう。
飲み会が終わると、忍ばせていた刀をチョソンに渡しこれまでの野心を告白。
けれども殿下と内侍府への忠誠は本物だった・・・と話して許しを請いました。
朝鮮を離れる決心をし、母の墓の世話をチョソンに頼んだハンスでしたが、
その帰り道、チギョムの意を受けたト・グムピョが現れます。
監察部長にふさわしい死に方をさせてくれとハンスは頼み、命を絶ちました。

廃妃の復位についてだんまりを決め込む朝廷に業を煮やした燕山君は、
斉献(ジェホン)王后という称号を与えて追尊し、墓地も御陵へ移しました。
インス大王大妃は寝込んだフリで抵抗。反対を唱えた三司は投獄されます。
三司は先王が登用した人物ですから・・・と言い聞かせるチョソンに、
自分は父上とは違って王が支配する国にするのだ!燕山君はと言い、
忠誠心の例えとして、魯山君(ノサングン)の復位運動の際に
チギョムがキム・ジャミンらを殺したことを何気なく話しました。
実父の死の話題に衝撃を受けたチョソンは、チギョムを問い詰めに行きます。
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<「王と私」あらすじ 58話>  | HOME | <あらすじの秋、ヒリャンに思う>



おはようございます^^

>俺に逆らって好き勝手なことするなよ!と朝廷と三司をそれぞれ牽制

ここでは、まだお遊びに狂うほどではなくて(妓生と戯れていたけど)ムリ
やり独裁体制にもっていこうとする感じですね。従来のただの暴君として
の描き方とは一線をきした、とのことですが、流行なんでしょうねそういう
演出(「王と妃」もそーでした)。

>血のついたチョゴリです!大昔の血なのにやけに色鮮やか

後半時間がなかったのかすべてツメのあまりこのドラマですが(すいませ
ん)、あの鮮やかさはないですよね。真っ赤というか朱色にも見えてちょっと
びっくりしました。

>一方、チギョムは賛成、チョソンは反対の意を示しました

ここでチョソン賛成するかとも思ったんですけどねー、ソファの遺言を
守るから反対したんだったかな・・このへん駆け足で見たのでよく重い
出せません(爆)。

>安陽君(アニャングン)・鳳安君(ホンアングン)(チョン息子)にあてこすり

燕山君って長男で嫡子だから、即位したとあっては本当にいばりんぼでき
ますね。でも、この二人、あとからコワイ目にあうはず・・だたのが、両貴人
の処刑で(確か)出てこなかったので少しがっかりした気が・・・。

>チョ・チギョムは“類は友を呼ぶ”と評しています
>チャスン大妃には、自分の地位が心配で?と嫌味たっぷり

チギョムは何でもお見通し♪ネシリックスといいお笑いキャラと紙一重
なような・・そしてチャスン大妃にも燕山君、(当然ながら)意地悪なんで
すよねえ。「実録」でもなつかなかった、って書いてありました。実母の
死の真相を知らないときですらなつかなかったならその先は押して知る
べしですね。でもそのうち女人天下時代が訪れるから・・いいのか?

>ハンスはみずからの手で命を断ち切りました
>ハンス母の命日の日、チョソンと内子院の同期生らは、墓を弔って

久々の昭和節炸裂でしたね!
仲良しチームが中年になってから宮廷外で4人揃うのも新鮮に感じました。
でも、ハンス母がなくなったシーンがないのでせりふがやけに説明的でわら
えた記憶が・・(CS放送でカットされただけ?)。

ハンスそんなんで死ぬタマじゃないと思ったんですけどね。
20年辛酸をなめたら旧友の気遣いが余計に感動するのかな。

>チギョムがキム・ジャミンらを殺したことを何気なく話しました

またチギョム・チョソン親子に亀裂が!見ているとよくこの二人が親子
やってるなあという気もします。ソファのときなんかチョソン閉じ込められ
てたし、はじめは「王室に忠誠を尽くすネシになる」とか言ってハンスより
チョソンを選んだと思っていたのですが、チギョム自体、王室に尽くした
・・のかな??疑問です。
[ 2009/09/18 06:39 ] [ 編集 ]
黄梅さま、こんにちは。

> 従来のただの暴君としての描き方とは一線をきした、とのことですが、
> 流行なんでしょうねそういう演出(「王と妃」もそーでした)。

そうみたいですね~
実録ではかなり(燕山君に)否定的なこと書かれていましたけど・・・
対して光海君は「政治力学の犠牲者」みたいに書かれていたのが印象的です


> そしてチャスン大妃にも燕山君、(当然ながら)意地悪なんで
> すよねえ。「実録」でもなつかなかった、って書いてありました。実母の
> 死の真相を知らないときですらなつかなかったならその先は押して知る
> べしですね。でもそのうち女人天下時代が訪れるから・・いいのか?

「なつかなかった」とありましたね!
やっぱり義理の母子はむずかしいのでしょうか。
大妃のほうも遠慮があったのかな~なんて思います。


> でも、ハンス母がなくなったシーンがないのでせりふがやけに説明的でわら
> えた記憶が・・(CS放送でカットされただけ?)。

ハンス母の死のシーン、特になかったと思います。
そこまで重要な役柄でもなかったですしね・・・
お墓まいりのシーンではじめて「亡くなってたんだ~」と思った記憶があります。


> チギョム自体、王室に尽くした・・のかな??疑問です。

すごく根本的な疑問です!!
世祖への謀反の件では、「今の王室にとっては」忠誠を尽くした
ということになるんでしょうけどね・・・
[ 2009/10/24 01:25 ] [ 編集 ]
>すごく根本的な疑問です!!
>世祖への謀反の件では、「今の王室にとっては」忠誠を尽くした
>ということになるんでしょうけどね・・・

そうなんですよね、世祖の件はそれにしても、イエジョンのときは
確かネシ内婚令に反対&ミョンフェとの利害一致で殺害したんですよね。

ちょっとここは「尽くした」かは微妙かと・・
ヤン尚薬もそこは非難してましたし。
[ 2009/10/24 18:41 ] [ 編集 ]
黄梅さま、いらっしゃいませ♪


> そうなんですよね、世祖の件はそれにしても、イエジョンのときは
> 確かネシ内婚令に反対&ミョンフェとの利害一致で殺害したんですよね。
> ちょっとここは「尽くした」かは微妙かと・・

ドラマ最初の頃はチギョムはしたたかな面が強調されてたように思いますが
だんだんと「忠誠の人」が強調されてきたようにも思いますね。
(あれだけ富を築きながらも・・・)
[ 2009/12/21 20:44 ] [ 編集 ]
「王と私」見終わりました。
私としては、最初から最後までチギョムは忠義の人で異和感なかったです。
宦官というものは、有力な家臣特に外戚から王権を守る為にあるわけですから、
チギョムのしたたかさというのは、王を守る為に当然 必要なセンスです。(キッパリ!)

イエジョンの件は、多分こういう事なんじゃないかと思います。

朝鮮における王と宦官の関係は、日本の武家社会における「御恩奉公」の関係に近いのではないかと思います。
王は、王室に対する忠誠の見返りとして、宦官、結婚と宦官内での養子縁組を許し、家門として認めたのではないのでしょうか?そしてこの制度は、宦官の直接の政治関与を防ぐものであったと思います。

中国史における宦官の害というのは、王に取り入って政局を云々、または蓄財がどうのこうのなどというレベルではないのです。
明では宦官が宰相になってますし、後漢は宦官の一族(曹操のこと)によって倒され次の王朝を築いてしまってますよね。
つまり、完全に政治の表舞台に立ってしまっているんです。
中国史において宦官というと、蓄財しまくってウハウハなイメージですが、それはほんの一部でして。
宦官の出世のキーワードは、実は美貌なんですよ。
美貌レベルが高いと、後宮の女達のお引き立てで、あっという間に出世できるのですが、美貌が衰えれば捨てられます。宦官の定年は40歳ぐらいで、その後の生活の保証は何も無く、貧困の中で死んでいくのが普通だったそうです。
それ故、後漢あたりから士大夫階級を養子として迎え、家として存続させる事を認めさせたわけです。
で、その子孫が、強力な財力とコネをバックに、濁流貴族として政治の表舞台に台頭してくる家もありまして・・・
でも、養子が宦官に限られれば、その心配はないですよね。
朝鮮史をみていると、庶子差別もそうなんですが、身分の固定化ということに力を入れているように感じます。

朝鮮の内侍制度って、中国に比べ恵まれてるように思えるんですよ。
宦官として家が構えられる上に、引退後も俸禄アリなわけですから。
つまり内侍は、王より身分と生活を保証されるのと引き換えに(蓄財はおめこぼし)、内侍の枠からはみ出すなよ という事を約束させられているようにみえます。

こうやって考えると、イエジョンのやったことというのは、
内侍との契約を根本から覆す、重大な裏切り行為になるのだと思います。

なんかイエジョンて、気持ちは判るんですけど、順番間違えたよね~、青いわね~ってのが
ちゃおちゃおの感想なのでございますよ。

以上、長文失礼いたしました。
チョイ悪おやじ萌え~の ちゃおちゃおでございました。












[ 2010/11/03 23:19 ] [ 編集 ]
ちゃおちゃおさま、こんにちは^!

> チギョムのしたたかさというのは、王を守る為に当然 必要なセンスです。(キッパリ!)

きっぱり断言、ありがとうございます。
そうなのでしょうね。私も「王と私」の後にドラマでの内侍を見ていて
その独特な存在に色々考えさせられました。

>
> イエジョンの件は、多分こういう事なんじゃないかと思います。
>
> 朝鮮における王と宦官の関係は、日本の武家社会における「御恩奉公」の関係に近いのではないかと思います。
> 中国史において宦官というと、蓄財しまくってウハウハなイメージですが、それはほんの一部でして。
> 宦官の出世のキーワードは、実は美貌なんですよ。

すごい!わかりやすく教えていただいてありがとうございました。
先日ある本で中国での宦官の話をちらりと読んだのですが
まさにそのようなことが書かれていました。
中国史のほうもかじってみるとハマりそうでこわいです。


> 朝鮮史をみていると、庶子差別もそうなんですが、身分の固定化ということに力を入れているように感じます。

これが・・・!すごくわかりやすくて目からウロコでした。
他の方のコメントからも中国の世継ぎ決定法など聞いたときに
おなじ儒教でもぜんぜんちがうな~と思っていたのですが
そうですね、李氏朝鮮はことさら強く身分を固定して変化を許さない印象を受けます。
(あくまでもドラマを見ているかぎりの感想なのですが)

アメリカンドリームとかありえない~って感じですよね。
科挙の成績でも結局は答案+家柄で首位を決めているシーンがあって
純粋な実力主義じゃなかったんだ~と思っていたところでした。

ためになるコメントをありがとうございました。
[ 2011/03/02 02:09 ] [ 編集 ]
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