司憲府持平のイ・イクスは学友パク・テボに、上奏文を見せて意見を聞きました。
宣祖時代に輿で入宮した乳母の輿を燃やしたことはあるが母親にはやりすぎかも?
とパク・テボ。それが正しいことでも王妃様に害が及ぶのが心配だと話します。
30歳で初産のオクチョンは難産で、命が危ぶまれる状態でした。
これまでの悔しさや輿から引きずり出された辱めを耳元で話すオクチョン母。
オクチョンは朦朧とした意識の中で数々の恥辱を思い出し、見事に復活♪
めでたく王子(後の景宗)を産み落とし、粛宗は涙を浮かべて歓喜すると、
産室庁の前に用意された鐘を叩き鳴らして王子の誕生をしらしめました。
王妃(仁顕王后)は王室の慶事を大王大妃(荘烈王后)の祭壇に静かに報告し、
貴人(キイン)キム氏とともに粛宗に祝いの挨拶に行きました。
(ユン)と名づけた王子の誕生を粛宗は手放しで喜びつつ、王妃の対応に感謝。
キム氏は「ケッ」という態度で、就善堂(チソンダン)にお祝いも伝えません。
聖人な王妃は、これまでのふるまいにオクチョンへの嫉妬もあったことを反省し、
オクチョン母の輿事件を丸く治めるよう実家の母親に依頼。
王子の処遇は粛宗の判断に従うから党争をしないでほしいとも話しました。
しか~し、チャン・ヒジェ(オクチョン兄)に輿事件を許すつもりはありません。
引きずり出された母は全身あざだらけで、投獄された輿担ぎにも会えないと憤慨。
敵は墓穴を掘ったのだ・・・と左議政チョ・サソクと東平君が諌めます。
西人派の領袖ソン・シヨルも王妃の希望を承諾してはくれず、
オクチョンの息子を元子とは認めない!と強固な意志を伝えてきました。
イ・イクスが提出した上奏文を読んだ後、粛宗は就善堂へ向かっていました。
輿事件を知ったオクチョンは、粛宗が到着した瞬間、赤子を放り投げちゃいます。
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