縁談を持ってきた義兄によると、その未亡人はパク・テボの側女になるのを
みずから希望したとか。前回登場した、ストーカー女のことでしょうね。
彼女は広通(クァントン)に住むホン氏の息女でしたが新郎は初夜の前に死亡し、
“結婚はしたけど今も生娘”で、両班ではないので生娘でいる必要はないそうです。
官職につく者は側室を持っているし公認の風習だ!と義兄は主張し、
有名な儒学者チョ・シク、
イ・オンジョク、
イ・イの名を挙げます。
縁談を断ったパク・テボに奥方は側女を迎えることをすすめますが、
罪のない命を庶子にして苦しめたくない・・・などと色々と理由を挙げて
妾をめとらないやさしい夫。奥方は心から感謝しています。
懐妊したオクチョンは粛宗の寵愛をひとり占め。昼間も一緒にお散歩しています。
西人派のほうも、ミン・ユジュン(王妃父)ら多くの人の辞表が受理された状況。
やられっぱなしでいいのですかっ!?と貴人(キイン)キム氏は憤り、
男児を女児に変える秘法を王妃(仁顕王后)に提案してきつく叱られますが、
コ尚宮らに命じて就善堂(チソンダン)の裏庭に人形を埋めさせました。
抜け目のないオクチョンは、もし子供が女だったときに備えて
王妃(仁顕王后)と貴人(キイン)キム氏のせいにしようと企んでおり、
怪しい女官の気配にチョン尚宮が気づくも、内殿のほうへ逃げられました。
内殿を疑うな!とオクチョンは粛宗の前でチョン尚宮をわざとらしく叱ります。
次の日、粛宗は、王子が生まれたら世子にする!守れるのは伯父だけ!と、
チャン・ヒジェ(オクチョン兄)を捕盗庁の別将に任じました。
就善堂の裏庭の事件を聞いた王妃は貴人キム氏を責めますが、
悔しゅうございます!昭儀(ソイ)が仕掛けた罠です!としらじらしく主張。
それを信じた王妃はオクチョンを呼んでムチでお仕置き。
(何もしていないので)謝らないオクチョンを王妃が意地になって叩き続けます。