第26話「即位したクァンヘ君」
父ソンジョ(宣祖)の崩御に伴い王に即位したたクァンヘ君(光海君)は
パク・スンジョンの提案を認めて早速チョン・イノンの刑を解きます。
もちろん領議政ユ・ヨンギョンはもう何も言えません。
功績が大きいイ・イチョムもすぐに呼び戻すべきとユ・ヒブンが張しますが、
急がずに公平を期すフリをしろというケシの意見にクァンヘ君は頷きます。
そしてクァンヘ君は化粧が濃くなった(?)ケシに側室にすると持ちかけ、
“信頼がほしい”といわれて涙ぐんでカンドーしてます。
ソンジョが亡くなったので側室インビン(仁嬪)は宮殿を出なければなりません。
インビンを今後も宮殿で暮らさせたいと大妃インモク(仁穆王后)は願い、
それをやすやすと認めようとした王妃(光海君妃)ユ氏でしたが、
即位を妨害したインビンは命を助けるだけで十分!追い出せ!とケシが大反対。
インビンは泣く泣く宮殿を後にしました。
(皮肉にもチョンウォン君の息子ヌンヤン君がクァンヘ君を追放し仁祖となります)
ゆうゆうと流刑地へ向かうイ・イチョムの前にホ・ギュンが現れ、
次はイムヘ君が狙われる、誰かが殺すのではなく時代が殺すのだ・・・と話します。
そのイムヘ君は、ケシを殺害する依頼をヤン主簿に断られていました。
町には“キム尚宮(ケシ)が先王を殺した”という噂が広まっているのです。
次にイムヘ君は宮殿に怒鳴り込んでつまみ出されちゃいました。
クァンヘ君がユ・ヨンギョンの辞職を認めない中、
ケシがヒブンを動かして弾劾の上訴を次々とあげさせます。
王が折れた形でようやく罷免されると、次はイムヘ君の弾劾が始まりました。
兄イムヘ君の弾劾にはクァンヘ君も本気で怒っているようですが、
ケシはヒブンに指示してイムヘ君追放のお膳立てを着々とすすめます。
怖くなったイムヘ君は尚宮の服を奪って逃げようとして見張りに捕まりました。
新領議政イ・ウォニクらは、命を助けたいという王の意を汲み、流刑を提案。
(罪を着せることで命を救うことを典恩説というそうです)
流刑先は近くの島にせよ・・・とクァンヘ君は涙ぐみます。
しかし臣下たちの決定でイムヘ君は全羅道の珍島(チンド)に流され、
その一方で刑を解かれたイ・イチョムがいよいよ都へ戻ってきました。
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