第39話「謀反の大本」
部屋を出てクァンヘ君(光海君)に会いに行った大妃(仁穆王后)は
ヨンチャン大君(永昌大君)が江華に流されたことを知ります。
暮らしには配慮しておきましたから心配しないでくださいと話すクァンヘ君に、
イムヘ君(臨海君)が自分でヒ素を飲んだとは信じられないと大妃が反論。
イ・イチョムとキム尚宮(ケシ)を追い出せば王を信じます・・・と願いました。
それを聞いたケシがムッカー!としてクァンヘ君のところへ行くと、
大君を放っておけと言われ、王が大君をいずれ連れ戻すつもりだと知ります。
イ・ミンソンは息子で領議政のイ・ドッキョンを叱りつけ、
親や家のことを気にせず国のために信念を通せ!とハッパをかけました。
領議政は幼い大君への思いをせつせつと上訴にしたため皆の心を打ちますが、
イ・イチョムとケシだけは領議政を責め立て、ユ・ヒブンはついていけません。
しかし王妃ユ氏がイチョムとケシを非難するとクァンヘ君は二人をかばい、
結局は儒生たちからの相次ぐ上訴に折れて領議政イ・ドッキョンを罷免。
イ・ドッキョンは都を離れ二度と戻ることはなく、後に復権したそうです。
ケシの意向で大妃殿の見張りは継続され外との連絡が絶たれたままだったため、
大妃は女官カプの兄(大殿の別監)に大君への手紙と銀貨を届けてもらいました。
このことはスパイ女官ヨオクの連絡によりケシにはバレバレ。
ケシはいまや礼曹判書となったイ・イチョム宅を訪ねてこれを報告したうえ、
キム・ジェナムの法事に備えた供物で大妃が王や王妃を呪っていると話します。
呪いの件はケシのでっち上げ。カン・ホンリブやパク・スンジョンは信じませんが、
イ・イチョムやユ・ヒブンが“廃母論”を言い出して騒ぎ立てました。
クァンヘ君は手紙と銀貨の件には怒りませんが、呪いの件に大激怒。
大君が謀反の大本とは思えないと取調べで答えたカプ兄(パン大監)は斬首刑に。
大妃が自分をかばっていたと知ったヨオクは良心を取り戻して呪いを否定し、
キム尚宮のでっち上げだと主張し取調べの最後までその供述を変えませんでした。
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