第51話「決行の日」
都元帥カン・ホンリプが後金の皇帝ヌルハチに強要されて敵地で結婚することに。
国書を送らねば後金が朝鮮を攻めそうです!とホンリプが心配する文を送るも、
クァンヘ君(光海君)はますます酒びたり状態に陥っていきます。
西宮(慶運宮)の新たなスパイ・チョンゴクが、
実はチョンミョン姫(貞明公主)が生きているとしらせてきて、ケシびっくり!
この姫の子孫には恵慶宮ホン氏(献敬王后)ほか多くの逸材が出ているそうです。
(つくづく恨みつらみ文学に縁の深い一族なのかも?)
イ・グィ、キム・ユ、チェ・ミョンギル、チャン・ユ、イ・シベクらの謀反計画を
チェ・グォンという男が嗅ぎつけてイ・イチョムに報告しますが相手にされず、
次に話を聞いたユ・ヒブンはすぐさま領議政パク・スンジョンに相談します。
するとスンジョンは、イ・グィのことはもう息子を見張らせているからと言い、
イ・グィの罷免だけで済まそうとします。ケシもイ・グィを全く疑っておらず、
これまで謀反の罪を着せて大勢を処分してきたのに
本当の謀反の噂には誰も真剣に動かない奇妙なようすが描かれます。
謀反軍にはチャン・ユが加わり、義父で訓練大将のイ・ホンリプも仲間に引き入れ、
さらに北評事イ・グァルも賛同し、“コトを急げ!”という意見がまとまりました。
ユ・ヒブンとパク・スンジョンは敵の一味ともしらず訓練大将に護衛強化を頼みます。
クァンヘ君の堕落は続き、ケシの部屋に重臣を呼んで宴を開くありさま。
長く仕えたユン・バンは愛想をつかして辞意をもらしています。
そんな中、キム・ユの部下イ・ブンから非常に具体的な謀反の告発がなされました。
訓練大将は領議政と姻戚関係だしねえとイ・イチョムは告発を信じませんでしたが、
やはりイ・グィを尋問してみようということになります。
するとイ・グィは家におらず逃亡していることがわかって大騒ぎ~。
領議政は親族である訓練大将を信じて護衛を頼み、取調べに備えて義禁府へ。
イチョムは熱があるからと宮殿を後にしました。
革命軍(謀反軍)が宮殿に押し入ってきたのは、その夜のことでした。
スポンサード リンク