ユン淑儀(スギ)はまだ懐妊を明らかにせず成宗のお心ゲットに砕身することに。
その成宗は、亡き王妃(恭恵王后=ハン・ミョンフェ娘)のことを回顧中。
「母上の手前やさしくしてやれなかった、苦労しただろうな・・・」だそうです。
そしてユン淑儀のことは「親しみやすくて彼女といると童心に戻れる」とか。
仁粹(インス)大妃が贈った薬をハン・ミョンフェ(上党君)が投げ捨ててましたが、
それを知った仁粹大妃が大噴火してミョンフェの解任と投獄を成宗に迫りました。
成宗が二人の承旨に相談すると、すぐに捕えるべきと右副承旨イム・サホンが主張。
功臣をこの程度で捕らえてはなりませんと左副承旨ヒョン・ソッキュは反対します。
仁粹大妃が反対派を追放するためにハン・チヒョン(従兄)を大司憲にするかも?と
聞いた大王大妃(貞熹王后)が実弟・坡川府院君ユン・サフンに助けを求めました。
彼は裏表のない人で、外戚なのに右議政になったときも誰も非難しなかったとか。
(
謀反を告発した弟とは別人ですよね?
ここで都管として出てくる人でしょうか?)
ユン・サフンは大司憲の人事を阻もうと吏曹判書ホン・ウンと話し合います。
仁粹大妃のほうはすっかり手下な領議政チョン・チャンソン(蓬原君)を呼んで、
院相を辞職させたいのよね~上党君の天下を終わらせたいわ~とご命令。
チョン・チャンソンら老臣たちはハン・ミョンフェをかばうかどうかで揉めた末、
殿下のために仁粹大妃と和解してくれよ~とノ・サシンがミョンフェに頼みました。
大王大妃殿では、3人の大妃と成宗が新しい王妃について話しています。
恭恵王后の喪(3年)が明けるまで結婚を待ちたいと成宗が話しているところに、
ハン・ミョンフェが入室してきて早逝した娘のことを詫びて結婚をすすめました。
ついでに下賜された薬のことはうまくごまかして答え、仁粹大妃がムカついてます。
その後、大王大妃と二人きりになったミョンフェは心からの注意を促しました。
「仁粹大妃は私を弾劾したら必ず大王大妃様の親戚を槍玉にあげるでしょう。
大司憲の座を仁粹大妃に渡してはなりません、お気をつけください・・・!」。
仁粹大妃が送ってきた大司憲の人事案を、「親戚だから」と成宗は認めませんでした。
怒って直談判しようとした仁粹大妃を止めて、間違いなく睨まれたヒョン・ソッキュ。
急がば回れですよ・・・とチヒョンが止めても、仁粹大妃は意地を張りつづけます。
十分に栄華を極めたんだからそろそろ恩返しに最後の仕事してくださいよ!と
右賛成ユン・ピルサンに尻を叩かれてちょい気まずそうな領議政チョン・チャンソン。
自由な親政を実現させたいヒョン・ソッキュらは大妃殿へ向かう成宗の前を阻み、
結論が出ず両者のにらみ合いが続いたまま宮殿が夜を迎えました。
えげつないなとは思いつつもおもしろく見ていました。
(ナンジョンで鍛えられたせいでしょうかね・・・)
国母→大妃をつとめた姑ユン氏ですら
文字をろくに読めないという世の中で
書物を読みこなして政務書類まで読めちゃう仁粹大妃って
ある意味すごいかも!?とも思いますし。
でもこの話あたりから「殿下の母よ!」を名分に
ヤカラ言いまくりになってきた仁粹大妃はちょいウザイです。
登りつめた人は醜いことをやっちゃだめだよと一人エラそうに感じてます。