早く隠れてください!とイ・セリョンがキム・スンユをシン・ミョンから守ります。
元親友チョン・ジョン(寧陽尉)を案じるミョンは、師匠イ・ゲとの接触を警告。
そのころ、スンユとセリョンは敬恵公主の部屋で二人きりになっていました。
「何をなさろうとしているのですか?私の父を殺したら気が晴れるのですか?」。
そこへセリョンを呼ぶミョンの声が聞こえてきて、セリョンが部屋を出て行きます。
この別れ際のときの二人が、本当にいとおしそうな表情をするんですよね・・・。
スンユの推測どおり、セリョンは宮殿に戻っても世祖には何も話しませんでした。
世祖を討つのを目前にしたスンユが、敬恵公主を通じてセリョンを呼び出します。
「オレが父を忘れられないように、キミも父親を失ったら苦しむだろう・・・。
でもキミの父はオレが手にかける。だからもうオレのことは忘れてくれ」。
「先生を助けようとしたら父が死に、父を助けようとしたら先生が死んでしまう。
一体どうすればよいのですか?」と泣くセリョンをスンユがこうなぐさめます。
「キミの父親のせいで苦しんだが、キミのおかげで傷が少し癒えた。感謝する」。
去ろうとするスンユにセリョンが抱きつき、二人で逃げましょう!と駆け落ち宣言。
どこへ行っても首陽(スヤン)の世だ・・・とセリョンを振り払うスンユでした。
セリョンとスンユの仲を悟ったイ・ゲから参加をやめたほうがいいと言われても、
彼女と逃げろというソクチュの言葉を思い出しても、スンユの決意は変わりません。
事件を起こす朝、兄嫁リュ氏とチョ・ソクチュが大意を抱くスンユを送り出します。
敬恵公主はチョン・ジョンをやっと「サバニム(旦那様)」と呼び、初ラブラブ。
ジョンの母親の形見というあの指輪をはめてもらってからお見送りしました。
宮女姿で宮殿を抜け出したセリョンは、敬恵公主を問い詰めて謀反計画を知ります。
明の使臣を迎える宴の会場には、世祖や上王・端宗をはじめ重要人物が勢ぞろい。
(この端宗復位事件のようすを描いた「王と妃」のあらすじは
こちらからどうぞ)
王の横に立つ別雲剣(ピョルンゴム)のユ・ウンプを怪しんだハン・ミョンフェが、
今日は堅苦しい護衛はいりませんから帰っておくんなまし・・・と退散させます。
計画の実行をあきらめる集賢殿ソン・サンムンやイ・ゲやチョン・ジョンたち。
ところがヘタレなキム・ジルがハン・ミョンフェに追及されてバラしちゃいました。
そうとは知らないスンユたちが宮殿へ突入するも、漢城府勢に阻まれ、退却します。
大虎とはスンユなのか?と捕らわれたチョン・ジョンに尋ねるシン・ミョン。
スンユが自分を助けにきたら生きているのがバレてしまう!と焦るチョン・ジョン。
待ち伏せしていたミョンに「キム・スンユ!」と呼ばれたスンユが覆面を取ります。