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カン家が一族もろとも処分された直後、カン・ドジュンの夫人の出産にチャン・インジュが立ち会い、男児を取り上げる。息子が生まれたら殺される運命だったが、カン・ドジュンに恩のあるペク・ソックが娘とすり替えた。夫人は出産のショックで亡くなり、クァンヒョンと名づけられた男児はペク・ソックの息子となり、女児は奴婢として楊州へ送られた。
12年後、仁祖の後を次男の孝宗が継ぎ、内医院の判官に出世したイ・ミョンファンが御医を務めていた。ある日、孝宗が兄の昭顕世子の死について再調査を命じ、関係者は真実を知るペク・ソックの行方に関心を寄せる。医官イ・ヒョンイクはイ・ミョンファンが世子に最後に鍼を打ったことを記した『治療日誌』を提出するが、イ・ミョンファンと手を結んでいた捜査担当の義禁府同知事チョン・ソンジョは公にしない。カン・ドジュンを名誉回復させて主人のいない名門カン家の財産を利用しようと企んだからだった。
ペク・ソックとヨナ島に暮らしていたクァンヒョンは、島に流刑されていたオ・ジャンバクと船に乗って都へ向かった。子供のスリ団を率いる少女ヨンダルと知り合い、イ・ミョンファンがイ・ヒョンイクに鍼を打って川へ捨てる現場を目撃。役所に通報するが逆に追われる身となり、都に出てきたペク・ソックが矢に射られて命を落とす。楊州の役所から逃げ出した奴婢でカン家の娘だと判明したヨンダルはジニョン(チニョン)と名づけられ、イ・ミョンファンがカン家の後見人となった。
傷を負ったクァンヒョンは牧場に運ばれ、サアム道人に命を救われた後、牧場の馬医チュ・ギベやチャボンと共に暮らし、みずからも馬医となった。医女チャン・インジュはカン家を本当に継ぐべき息子の行方を捜しまわっていた際、怪我をしたイ・ミョンファンの息子ソンハを応急処置する。その鍼さばきを目撃したジニョンは医学の道を志して清国へ留学し、帰国した。