チャン尚宮(クム)の偽りの告白が、四面楚歌の敬嬪に追い討ちをかけた。頼みの置簿冊も、ナンジョンがシム・ジョン(華川君)に奪われた後、燃やされている。強い公論に負けた中宗は、敬嬪と福城君をしぶしぶ廃庶人にして尚州へ送った。
ユン・ウンポやイ・オンジョクは、灼鼠之変の再調査を請願。流刑地のキム・アンロ(希楽堂)は判府事ユン・イムに計略を指示し、ヒ嬪が宮中で第二の事件を演出した。敬嬪の娘婿・唐城尉は厳しい取り調べに耐えかねて自白を引き出された後、命を落とした。こうして、敬嬪処分の請願を拒み続けていた中宗がついに賜死を決断する。続いて福城君も賜死され、罪悪感に駆られたクムは宮殿の片隅で命を絶った。
燃やされた置簿冊は筆写本で、ナンジョンは原本を隠し持っていた。都に帰還した希楽堂はナンジョンを捕らえ、王妃(文定王号)はナンジョンと引き換えに置簿冊を渡す。臣下の弱みを握った希楽堂は一大勢力を築き、パク・ヒリャンも華川君から寝返る。
大妃(貞顕王后)が逝去し、国中が喪に服す中、ナンジョンは華川君に灼鼠之変を起こしたのは孝恵公主だと教え、再調査を請願させる。王妃が孝恵公主に灼鼠之変を白状させると、ナンジョンが希楽堂に置簿冊の引渡しを迫る。ところが孝恵公主が危篤になり、真実が明かされることはないと判断した希楽堂は置簿冊を渡さない。
メヒャンを拒絶して山寺で勉強するイム・ペクリョンは、老僧から“槐馬”という名をもらう。メヒャンは妓生房をナンジョンに託して都を去る。チョン・ユンギョムが帰郷した後、地位を求めて金を使い果たしたチョンニョムは、異母妹ナンジョンを訪ねた。
希楽堂は、自分を貶める匿名書を都中にばらまいておき、孝恵公主が逝去すると、御医を拘束して公主の死を伏せたまま、匿名書事件を中宗に告げる。事件を知り憤る中宗に、華川君の息子シム・サスンが犯人だと希楽堂派の臣下が指摘した。
このへんになると、ナンジョンの私怨/朝廷の権力闘争が別々に展開
されていたのが、もうナンジョンが直接闘争にタッチしてますね!
いよいよ本番って感じでしょうか・・。
>賜死を決断する。続いて福城君も賜死、クムは罪悪感から自害した
うめ子さまも確か(?)前におっしゃっていた気がするのですが、キョンビン
さまがなくなったら私、女人天下見続けられるかな(笑)。ポクソングンも
哀れです・・。クムが保身とはいえキョンビンを陥れる嘘の証言だなんて、
なんだか今は信じられないのですが(「王と私」のポドゥルと同じくらい信じ
られないです。ベクトルは違えど。彼女もソファに関する嘘の証言でしたね)
>大妃が逝去し、国中が喪に服す中
大妃様、心労いかばかりか・・・。燕山君時代のドラマから見ていると、なんだ
か切ないですね。大妃さまの一生も追えるから^^仁粹大妃のドラマでもそう
だもんなあ・・・。